大石林山の読み方は?場所・行き方も完全ガイド

沖縄の最北端にある「大石林山」。実はこの場所、読み方を間違えて覚えている人が意外と多いんです。

大石林山の読み方を知ることで、地元の人との会話もぐっと身近になりますし、旅がもっと深く楽しめます。少しでも気になったなら、ぜひこの先を読んでみてくださいね。

この記事を読んでわかること
  • 「大石林山の読み方」はどう発音するのか、正しい呼び方を知ることができます。
  • 「名前が変わった?」の真相と、今の正式名称との関係が理解できます。
  • 「ユーミンが来た?」という有名なエピソードの背景がわかります。
  • 「アクセス・行き方」から駐車場・トイレ情報まで、現地で迷わない準備ができます。
目次

大石林山の読み方を正しく知ろう|名前の由来と基本情報

引用

沖縄本島最北端に位置する「大石林山」は、自然の造形美と聖地としての歴史を持つ特別な場所です。まずは正しい読み方や由来を知り、訪れる前にその背景を理解しておきましょう。

  • 大石林山の読み方は?
  • 名前が変わった?
  • ユーミンが来た?
  • 大石林山の歴史とは?

大石林山の読み方は?

「大石林山」は、だいせきりんざん と読みます。

名前が変わった?

正式には名称が変わりました。

2024年12月28日から、これまで「大石林山」として知られていた施設は、「ASMUI Spiritual Hikes(アスムイ・スピリチュアル・ハイクス)」 にリニューアルされ、名称が変更されました。

この新名称「アスムイ」は、琉球神話に登場する「安須森(アスムイ)」という聖地に由来しており、ここが神が最初に降り立った場所とされていることを伝えたい意図があります。

ただし、「大石林山」という呼び名が地元や観光案内で完全に消えたわけではなく、旧名称として併記されるケースも多く、訪問者に混乱が起きないよう配慮されています。

ユーミンが来た?

有名歌手・松任谷由実さん(ユーミン)がこの地を訪れたというエピソードが、観光地としての注目を高めたと言われています。

雑誌の取材で、彼女が「自分を導いてくれる場所を探したい」として大石林山を訪れたとの話が伝わっています。

その訪問には「雨が降っていたが、ユーミンが“器楽の神様に会わせて”と願ったところ、雨が止み太陽が差した」といった奇跡的な体験のエピソードも語られています。

大石林山の歴史とは?

大石林山(現在は「ASMUI Spiritual Hikes」としても知られる場所)は、地質と信仰が入り混じった歴史を持つ場所です。以下がその主な流れです。

  • 約2億5千万年前、海底にあった石灰岩層が地殻変動で隆起し、長い年月をかけて雨風に侵食されて現在の奇岩・巨石が形成されました。
  • この地は琉球神話で、創世の神「アマミキヨ」が最初に降り立ったとされる「安須森(アスムイ)」という聖地の一部と伝えられています。
  • 琉球王国時代には、王家の繁栄、五穀豊穣、航海安全などを祈る拝所(御願所・ウガンジュ)がこの地に置かれ、多くの参拝者が訪れる祈りの場となりました。
  • 中世・近世以降、この岩山一帯は「安須森御嶽」などの名で呼ばれ、信仰対象とされ、頂上そのものには直接登らず、麓や中腹から祈る形が伝えられてきました。
  • 近年、施設はリニューアルされ、2024年12月からは「ASMUI Spiritual Hikes(アスムイハイクス)」という名称に改められ、音声ガイドによる案内やストーンミュージアム設置などで、歴史と自然・信仰を体感できる場所として整備されています。

▼大石林山とは?については以下の記事で詳しく解説しています。
【準備中】

旅行を安く済ませたい方はこちらの記事もおすすめ⇓

3~5万円変わることも!/

大石林山の読み方からわかる現地の魅力と行き方ガイド

実際に大石林山を訪れる際は、アクセスや設備情報を事前に確認しておくと安心です。那覇からの行き方や駐車場、mapcodeなど、観光計画に役立つ情報をまとめました。

  • アクセス|場所や行き方は?
  • 駐車場はある?
  • トイレはある?
  • mapcodeは?
  • よくある質問

アクセス|場所や行き方は?

大石林山(ASMUI Spiritual Hikes)は、沖縄県国頭村宜名真(くにがみそん ぎなま)に位置し、那覇市から車でアクセスするのがもっとも現実的なルートです。

公共交通・自動車の両面から具体的に見てみましょう。

公共交通機関によるアクセス

那覇空港から:まず「やんばる急行バス(YKB888等)」で名護バスターミナルへ行き、そこから琉球バス67番線で辺土名(へんとなし)へ移動。さらに国頭村営バスを経由して辺戸バス停へ。最後は徒歩15分ほど。

ただし、村営バスの運行本数は少なく、午前中は予約が必要な場合もあり、乗り継ぎがスムーズでない可能性もあります。

チケット売場から「精気小屋」までは無料シャトルバスで約5分。徒歩でも移動可能です。

車・レンタカーでのルート

那覇市から高速道路を使い、許田ICで降りた後、国道58号線を北上するルートが一般的です。所要時間は約2時間~2時間30分程度。

駐車場はある?

引用

無料駐車場が完備されています。

駐車可能台数は130台程度と案内されている情報があります。

大型バスも停められる広さがあり、観光客が混み合う時期でも比較的安心です。

トイレはある?

敷地内にトイレが整備されており、訪問者が使える設備があります。

トイレは精気小屋(スタート地点)付近にあり、散策前に済ませておくのが安心です。

施設案内によれば、敷地内にはおむつ替えスペースや洋式トイレもあり、家族連れでも利用しやすくなっています。

mapcodeは?

この施設(旧・大石林山 / 現在は ASMUI Spiritual Hikes)のmapcodeは 728 675 895*56 です。

このmapcodeをカーナビに入力すれば、最も近い駐車場や入口までスムーズに案内してくれる可能性が高くなります。

▼関連記事
大石林山の服装ガイド:雨の日の服装も解説

よくある質問

入場料金はいくらですか?

大人(15歳以上)は 2,500円(税込)、子ども(6~14歳)は 1,000円(税込) で、音声ガイド・シャトルバス・ラウンジ利用なども含まれています。

営業時間・受付時間は?

営業時間は 9:30〜17:30 で、最終入場受付は 16:00 です。年中無休で営業しています。

所要時間はどのくらいですか?

受付からスタート地点までに約20〜30分、コース散策に60分(レギュラー)または30分(ショート)、休憩・下山も含めて全体で 90〜150分 程度を見ておくのが目安です。

まとめ 大石林山の読み方

ここまでの内容を簡単にまとめると、「大石林山」は読み方や呼び名だけでなく、その奥にある歴史や信仰の深さを知るほどに魅力が増す場所だと感じます。

ポイントを絞ると以下の通りです。

  • 「大石林山」は「だいせきりんざん」と読む。旧名称として今も親しまれている
  • 2024年12月に「ASMUI Spiritual Hikes」へ名称変更。聖地「安須森(アスムイ)」が由来
  • 琉球神話や王国時代の祈りの場として歴史が残る特別な場所
  • 那覇から車で約2時間半。mapcodeは「728 675 895*56」
  • ユーミン来訪のエピソードなど、“神秘の山”としてのストーリーも豊富

観光名所としてだけでなく、自然や文化を感じる旅の目的地として訪れると、きっと心に残る体験になるはずです。歩くたびに空気が澄んでいくような不思議な感覚は、写真では伝わらない現地ならではの魅力。名前の由来を知ったうえで訪れると、その一歩一歩が少し特別に感じられますよ。

参照元

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

こんにちは、「うちなーたいむ」の運営者、内田なな(うちなん)です。
過去計5回の沖縄旅行を経験し、本島はもちろん石垣島・宮古島・久米島などの離島にも多数訪問。現地での取材やホテルレビュー、観光業者へのインタビューを通じ、リアルな旅行情報を発信しています。


観光スポットから地元の食文化、伝統行事まで、沖縄の「今」をお届けします。

沖縄に訪れる皆さんが、もっと沖縄を好きになれる情報をお届けしますので、ぜひチェックしてみてください!

目次