関西のテーマパークって、どっちが良いんだろう…?
最新エンタメのジャングリアと自然派のネスタリゾートと、。どう違うのか、どっちが自分に合うのか――この比較記事がそのヒントになります。
「ジャングリアとネスタリゾート」、その両方の魅力と選び方を知りたい方にこそ読んでほしい内容です。
旅行先に迷ってるなら、ちょっとだけ読んでみてください。
- ジャングリアとネスタリゾートの基本情報と立地・規模の違い
- 森岡毅が関わった2大施設の戦略と“世界観”の作り方
- 家族・カップル・シニア、それぞれに向いている施設の選び方
- 料金や割引制度を含めた、チケットのお得な買い方と注意点
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ジャングリアとネスタリゾートの違いとは?2大テーマパークを徹底比較

関西を代表する新旧テーマパーク「ジャングリア」と「ネスタリゾート」。それぞれの基本情報と成り立ち、特徴を比較していきます。
- ネスタリゾートと比較|開業年・場所・コンセプトの基本データをチェック
- 森岡毅が手がけた施設としての共通点と違い
- それぞれのターゲット層は?家族連れ・カップル・シニアに向いているのは
- 料金比較|入場料・パス・割引チケットの違い
- 運営会社はどこ?
ネスタリゾートと比較|開業年・場所・コンセプトの基本データをチェック

兵庫県三木市に位置するネスタリゾートは、グリーンピア三木跡地を再生し、2016年7月1日に「NESTA RESORT KOBE」として開業しました。
敷地230万㎡(京都・阪神甲子園球場約60個分)の大自然を舞台に、多彩なアクティビティや天然温泉、宿泊施設を備える「大自然の冒険テーマパーク」です。

一方、「ジャングリア沖縄」は2025年7月25日、沖縄県今帰仁村のやんばるの森エリアにグランドオープン予定。
コンセプトは“Power Vacance!!”で、亜熱帯の大自然とシアター型アトラクション(恐竜やヤンバルクイナとの出会い)を組み合わせたエンタテインメント体験を提供します。
両施設の基本データを比較すると、以下の通りです。
ネスタリゾート(神戸) | ジャングリア沖縄 | |
---|---|---|
開業年 | 2016年7月1日 | 2025年7月25日予定 |
所在地 | 兵庫県三木市細川町垂穂894‑60 | 沖縄県国頭郡今帰仁村やんばるエリア |
敷地面積 | 約2.3km²(230万㎡) | 約60ヘクタール (0.6km²) |
テーマ | 大自然 × アクティビティ × 温泉 | 亜熱帯 × 恐竜 × インタラクティブ体験 |
運営アドバイザー | 森岡毅氏率いる刀社(2018年~) | 株式会社刀による戦略設計 |
このようにネスタリゾートは、大規模施設とアクティビティの多様性、温泉・宿泊を組み合わせた総合リゾート。
一方ジャングリアは亜熱帯の自然環境とインタラクティブなアトラクションに特化し、新しい体験価値を追求しています。
森岡毅が手がけた施設としての共通点と違い
ネスタリゾート神戸とジャングリア沖縄は、どちらもUSJのV字回復を成功させた森岡毅さん率いる戦略チーム「刀」が関わっていますが、そのアプローチには明確な違いがあります。

ネスタリゾートは2018年に森岡さんが参画し、「自然体験×小規模投資」により施設を刷新。
たとえばワイルドバギーや水上アクティビティを数千万円規模の設備で導入し、1年で売上を3倍、コロナ禍でも2020年に黒字化を達成しました。この戦略は「山遊びの聖地」というコンセプト構築が鍵でした。
これに対して、ジャングリア沖縄は総投資額約700億円の大型プロジェクトで、恐竜や熱帯ジャングルを組み合わせた没入型エンタメを展開。
施設面積は60haで、22種類以上のアトラクションに加え大型スパまで予定されています。森岡さんは「ディズニーやUSJとは違う“第3勢力”を目指す」と語っており、世界市場も視野に入れています。
それぞれのターゲット層は?家族連れ・カップル・シニアに向いているのは
ネスタリゾート神戸は、子どもから大人まで楽しめるアクティビティが多いため、ファミリー層に非常に人気です。
実際、4歳以上から参加できる「キッズ・アドベンチャータワー」など大型遊具や、ワイルド・バギー、水上アクティビティなど、幅広い年代が楽しめる設計がされています。
さらに、春の「ファミリーアドベンチャーウィーク」では花火イベントやeバイク体験などもあり、親子の思い出づくりに最適といえるでしょう。
一方、カップルにはネスタの温泉スパやグランピング施設が好評で、夜にはライトアップされたイルミネーションがロマンチックな雰囲気を演出します。
また、静かに自然を感じられるウォーキングコースもあり、落ち着いた時間を過ごしたい二人に向いています 。
シニア層にも配慮があり、60歳以上の入浴料割引や、手軽に楽しめる天然温泉、グランピングの快適な設備は、無理なく自然と触れ合いながらリラックスできるポイントです 。
ジャングリア沖縄については、公式発表やマーケティング資料によれば、ファミリー層・若年カップル・インバウンド観光客をメインターゲットと設定しており、恐竜をテーマにしたアトラクションやフォトジェニックな演出を強化しています。
一方、シニアは自然を楽しむゾーンを用意し、多世代での訪問にも対応しているとされています 。
料金比較|入場料・パス・割引チケットの違い
ネスタリゾート神戸では、1Dayパス(自然アクティビティ込)が中学生以上:4,390円、4歳~小学生:3,230円(税込)で提供されています。
プール「ウォーターフォート」は別料金で、大人2,800~3,800円、子ども1,800~2,800円の変動制です。また、夏季の「いこーよ感謝デー」では、大人2,200円、子ども900円と最大50%割引も実施します。
一方、ジャングリア沖縄の1Dayチケットは大人6,300円(税込6,930円)、子ども4,950円(税込5,445円)で、国内在住者向けには割引価格も設定。
さらに、待ち列スキップなどの機能が付帯する「プレミアムパス(エクスプレス的)」の追加購入が可能です。
ネスタリゾート神戸 | ジャングリア沖縄 | |
---|---|---|
1Dayパス料金 | 大人:4,390円/子ども:3,230円 | 大人:6,930円/子ども:4,950円(国内価格) |
プール料金(別料金) | 大人:2,800~3,800円/子ども:1,800~2,800円 | ― |
割引制度 | 「いこーよ感謝デー」で最大50%OFF | 国内在住者向け割引あり |
プレミアムパス等 | なし(アクティビティは1Dayパスで利用) | プレミアムパスで列優先機能 |
運営会社はどこ?
ネスタリゾート神戸は、もともと延田エンタープライズ傘下の「株式会社NESTA RESORT」(2016年開業)が開発・運営を担当していました。
しかし新型コロナ禍の経営悪化を受け、2022年7月に不動産開発大手・サムティ株式会社とマーケティング企業「刀(カタナ)」が経営権を取得。
その後、刀社は2023年10月に運営から撤退し、現在はサムティが中心となってネスタリゾート神戸の経営を担っています。
一方、ジャングリア沖縄の運営会社は「株式会社ジャパンエンターテイメント」(本社:沖縄県名護市)で、2018年に設立されました。
同社は森岡毅氏率いるマーケティング会社「刀」や地元企業と共同で立ち上げた団体で、やんばるエリアの大自然や観光資源を活用したエンターテインメント開発を目的としています。代表者はCEOの加藤健史氏です。
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ジャングリアとネスタリゾートを選ぶ決め手は?魅力と体験談から比較する
実際に行った人の声や現地の雰囲気、世界観をもとに「どちらが自分に合っているか」見極める材料を紹介します。
- ディズニー比較で見る“非日常感”の演出力|ジャングリアとネスタの世界観
- よくある質問まとめ|どっちが楽しい?どのシーズンに行くべき?持ち物は?

ディズニー比較で見る“非日常感”の演出力|ジャングリアとネスタの世界観
ディズニーリゾートは、入場前の舞浜駅から広告を一掃し、入口への動線すら“日常を切り離す”設計になっていることで有名です。
まさに「映画の中に入る」演出で、視覚・音・香り・スタッフ対応のすべてが一貫したストーリーで彩られ、ゲストは自然に非日常の世界へ没入します 。
一方、ジャングリア沖縄は日本国内最大級の約60万平方メートルの熱帯ジャングル空間を活用し、恐竜サファリからスパ、気球など五感に訴える体験が並びます。
さらに入口の「ジャングリアツリー」や南国レストランの演出は、既存の“自然”から非日常への導入として機能し、沖縄ならではの没入感を生み出しています 。
ネスタリゾート神戸は、山と水の景観を活かした演出が特徴です。BGM、自然光の使い方、木々の配置によって、訪問者は日常の景色から“アウトドアのど真ん中”へと体験世界を切り替えられる設計がされています。
アクティビティや温泉といった体験の前後まで演出されており、一定の非日常感を維持しています。ただし、ディズニーやジャングリアほど“世界観の一貫性”を演出装置として徹底してはいない印象です。
設計要素 | ディズニー | ジャングリア | ネスタリゾート |
---|---|---|---|
空間演出 | 舞浜駅〜入園まで五感統一 | 自然+恐竜+シンボルツリー | 自然景観+音・照明演出 |
世界観一貫性 | 完全な物語型演出 | 地域×恐竜のジャングル体験 | 山遊びの冒険リゾート演出 |
非日常への誘導力 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
よくある質問まとめ|どっちが楽しい?どのシーズンに行くべき?持ち物は?
- どっちが楽しい?家族や友人とも楽しめるのは?
-
ネスタリゾート神戸はアウトドア系アクティビティが豊富で、自然体験派の家族やグループに人気です。一方、ジャングリア沖縄は恐竜アトラクションや演出性が高く、子ども・若者・インバウンド層に強く響きます。
- 訪れるのにおすすめのシーズンは?
-
ネスタは春や秋の過ごしやすい季節がベスト。真夏は高地のため暑く、冬は寒いため、noteでは10月中旬が特におすすめとされています 。
ジャングリアは7月25日オープン直後から夏休み期間(7〜8月)までがピークです。しかし、開業直後は混雑が非常に激しく、避けた方が安心との意見もあります 。 - 持ち物や服装で気をつけることは?
-
ネスタでは遊具やジップラインを利用するため、スニーカー&動きやすいズボンが必須です。クロックスやサンダルは不可とされています 。また、水遊びエリアを利用する予定なら水着とタオルが必携です 。
ジャングリアでも雨天対策のため、軽装ジャケットや帽子があると安心です。プレミアムパス購入にはアプリ登録が必要な点にもご注意ください 。
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まとめ ジャングリアとネスタリゾート
ここまでの内容を簡単にまとめると、「ジャングリア」と「ネスタリゾート」は、まったく違う楽しみ方ができる2つのスポットなんですよね。
ポイントを絞ると以下の通りです。
- ネスタリゾートは自然アクティビティ中心で、気軽な体験が魅力です
- ジャングリアは恐竜や演出の世界観で、非日常にどっぷり浸れます
- 家族連れはネスタ、映え重視の若年層はジャングリアが合いそうです
- 料金はジャングリアがやや高めだけど、プレミアムパスの満足度は高そう
- 運営元の体制や戦略の違いも、施設の個性にしっかり表れていました
どっちがいいかは「自然派」か「エンタメ派」かで好みが分かれそうですが、どちらも全力で“非日常”を体験させてくれるのは間違いなし。旅行先や休日のお出かけを選ぶ参考になったら嬉しいです。
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