沖縄旅行で「国際通りって距離どれくらい?歩けるの?」と迷った私が、実際に歩いてわかったことをまとめました。
国際通りの距離の感覚や回り方のコツが、きっとあなたの旅のヒントになりますよ。
- 国際通りの距離は何キロ? 実際の長さや“奇跡の1マイル”と呼ばれる理由がわかります
- 徒歩で何分かかる? 観光にかかる時間と、歩きやすさのポイントを丁寧に紹介
- 国際通りはどこからどこまで? モノレールや主要スポットとの位置関係がスッキリ
- 食べ歩き・駐車場情報も網羅 滞在中に使えるリアルな情報を体験ベースで解説

国際通りの距離はどのくらい?基本情報と歩いて回れる目安を解説

沖縄観光で定番の国際通り。その距離や所要時間を把握しておくと、観光プランも立てやすくなります。ここでは地図情報と実測データをもとに、歩いて楽しめる目安を紹介します。
- 国際通りの距離は何キロ?実際の長さを数字で紹介
- 徒歩で回る場合の所要時間と歩きやすさ
- 国際通りはどこからどこまで?
- 私のおすすめの食べ歩きスポット紹介
- 周辺の駐車場事情と徒歩移動のメリット
国際通りの距離は何キロ?実際の長さを数字で紹介
国際通りは、沖縄県那覇市の県庁北口交差点(パレットくもじ前)から安里三叉路まで続く通りで、全長は約1.6 km。
これはほぼ“1マイル”に相当するため、戦後の復興の象徴として「奇跡の1マイル」と呼ばれた歴史的背景もあります。
この1.6 kmは、平坦で信号や交差点が適度に配置されており、歩きやすさも◎。
徒歩で回る場合の所要時間と歩きやすさ
国際通りは全長約1.6kmのストリートで、端から端まで徒歩で歩く場合、20~30分程度が目安です。
公式観光ガイドによれば、「端から端まで徒歩30分ほど」で歩道も整備されており、信号待ち・人混みによる滞留時間を含んでも、40分以内に回れるとされています。
買い物や市場見学を含む場合、2~4時間程度かけるケースが多く、ゆっくり歩きながら休憩や食べ歩きを楽しむのに最適な距離感です。
徒歩による観光を前提とするなら、所要時間をしっかりプランに組み込むのがおすすめです。
また、歩道の幅は観光客・地元客どちらにも配慮した設計で、南北約18m、歩道帯は約4.0~4.75m確保されており、ベビーカーや車椅子でも通行しやすい環境が整っています。
特に毎週日曜日の正午~18時は車両通行が制限され歩行者天国となるため、安全かつ快適な歩行が可能です。
結論として、徒歩で端から端まで歩く場合約30分、観光滞在を含めると2~4時間と認識しておけば、無理なくスケジュールを組めます。
国際通りはどこからどこまで?
国際通りは、那覇市の県庁北口交差点(パレットくもじ前)から、安里三叉路に至る約1.6 kmの直線通りです。
この区間は、沖縄戦後の復興とともに整備された沖縄県道39号の一部で、戦後の焦土から生まれた象徴的な商店街として知られています。
まず起点となる県庁北口交差点は、ゆいレールの県庁前駅とも隣接。終点の安里三叉路へは牧志駅やバスターミナル経由でアクセスでき、モノレール利用者にも便利です。
通りは歩行者と車両が共存できる広い設計で、毎週日曜12時~18時には通行止めとなり歩行者天国となる区間もあります。
私のおすすめの食べ歩きスポット紹介
国際通り散策で立ち寄ってほしい食べ歩きスポットを厳選しました。
牧志公設市場はもちろん、映えるスイーツが楽しめるカフェもご紹介します。地元グルメと観光気分を存分に味わえる構成です。
第一牧志公設市場(2階食堂街)

那覇の台所として親しまれている市場で、1階で買った鮮魚・肉を2階で調理してもらえる“持ち上げシステム”が魅力。てびちやソーキそばなど、地元メニューをその場で楽しめます 。
ポーたま 牧志市場店


スパムというものをこれで知りました(笑)
沖縄名物「ポークたまごおにぎり」の本店で、新鮮スパム&ふんわり卵の組み合わせが絶品。観光客にも地元にも人気の一品です 。
POCO CAFE Okinawa(ポコカフェ)


このスムージーがおいしすぎる♡
国際通り沿いドン・キホーテすぐ横にある、映えるカフェ。香港発祥のエッグワッフルをベースに、タコライスやマンゴースムージー、アサイーボウルまで豊富に揃っています。
店内はハワイ風のポップな雰囲気で、地元客にも好評です。
歩 サーターアンダギー

牧志公設市場内にあるサーターアンダギー専門店。卵黄のみ使用したしっとり食感が人気で、午前中には売り切れることもある名店です 。
ブルーシール アイスクリーム 国際通り店


外観の派手さでまずテンション上がる!
沖縄発の老舗アイスブランドで、シークワーサーや塩ちんすこうなど地域限定フレーバーも豊富。散策の合間のデザートにぴったりです。
周辺の駐車場事情と徒歩移動のメリット
国際通りエリアはほぼ有料駐車場のみで、無料駐車場は存在しません。
駐車料金の目安は平日200~400円/h、休日は少し上がる傾向ですが、最大料金設定のある駐車場を選べば、観光時間を気にせず利用できます。
たとえば「県民広場地下駐車場」は収容台数約200台、1時間300円、以降30分150円、最大1,500円で使え、国際通り入口まで徒歩約3分とアクセス抜群です。
一方、通り沿いや付近には「アップルパーク牧志3丁目第3」など、60分200円・最大料金600~800円の平日・休日利用が可能なコインパーキングもあります。
注意すべきは、毎週日曜12時~18時の歩行者天国(トランジットモール)期間中は国際通りへの車両が通行禁止となるため、横の道路に駐車して徒歩アクセスする必要があります。
車より徒歩のメリットは大きく2点。
まず、一方通行やバス専用レーンの影響で車は動きにくく、徒歩のほうが効率的です。次に徒歩なら路地裏の小さな店や市場にも立ち寄りやすく、観光の自由度が高まります。
国際通りの距離を体感!現地調査と観光に役立つ最新データ
実際に歩いた体験や最新の観光データをもとに、国際通りの魅力と実用情報を紹介します。店舗数や歴史など、距離だけでは語れない“深さ”にも注目していきます。
- 何店舗ある?
- 国際通りの観光としての魅力とは
- 国際通りの歴史と発展の背景から見る
- 実際に歩いてみた体験レポート
- よくある質問とその回答集
何店舗ある?
国際通りは那覇市の中心に位置するメインストリートで、飲食店・お土産店・雑貨・サービス業などが軒を連ねています。
公式商店街サイトによると、全国屈指の規模で約460〜600店舗が並んでおり、その中にはホテルやデパートも含まれています。
視覚的に理解しやすく、店舗数を整理すると以下の通りです:
- 約460店舗(公式:那覇市国際通り商店街サイト)
- 約600店舗(観光紹介サイト・モノなび沖縄)
この差は、商店街として登録された店舗(約460)に加え、通り沿いに点在する雑貨店・ホテルなども含めた数字(約600)によるものと考えられます。
国際通りの観光としての魅力とは
国際通りは那覇市の中心街を貫く約1.6kmの歩行者天国ストリートで、昼夜を問わず観光客に人気の一大観光地です。
ショッピング・グルメ・沖縄文化体験のすべてを一度に楽しむことができ、その多様性こそが大きな魅力です。
まず、伝統工芸や沖縄土産を扱う店舗が軒を連ね、地元作家による琉球ガラスやシーサー像など、地元文化に触れられる場となっています。
また、第一牧志公設市場では新鮮な魚介を食べ歩きでき、同市場から歩いてすぐの屋台村でも沖縄料理と泡盛を気軽に楽しめます。
さらに、通り沿いでは三線やエイサーの伝統芸能パフォーマンスが頻繁に行われ、観光客に沖縄の「音と色」の文化を直に体感させます。特に、毎週日曜の歩行者天国ではライブ演出が夜遅くまで続き、通り全体に生きた祭りの雰囲気が広がります。
また、アクセスが非常に良く、ゆいレールの県庁前・牧志・安里駅から徒歩数分という立地も魅力の一つ。那覇空港からはモノレールで約13分と、旅程に組み込みやすい便利さもあります 。
国際通りの歴史と発展の背景から見る
国際通りのルーツは、戦後すぐに那覇市中心部の焦土から再生した“奇跡の1マイル”。
1933年に「新県道」の一部として開通し、戦前は畑や雑木林が広がる一本道でしたが、終戦後に店舗が次々と軒を連ね、復興の象徴として地域の核となりました。

また通りの名称は、かつて「アーニーパイル国際劇場」という映画館が中心部にあったことに由来しており、「国際通り」の名はそこから採られたとされています。
復興期には米軍政府と琉球政府の支援により整備が進み、約1マイル(約1.6 km)の長さと相まって「奇跡の1マイル」と呼ばれ、その後の商業発展を牽引する存在に。
後年には電線地中化や歩道整備による景観改善、歩行者天国の導入(毎週日曜12~18時)など、観光・交通の両面で進化を続けています。
こうして、元々は戦争の傷跡が残る復興道路だった場所が、現在では沖縄文化の発信拠点となり、国内外から多くの人を引き寄せる観光名所へと進化しました。
実際に歩いてみた体験レポート
国際通りって「距離は短いけど見どころが多い」って聞いてたので、実際に平日の午前中に歩いてみました。那覇市の県庁北口交差点をスタートして、安里三叉路までをまっすぐ歩くコースです。
私のペースで寄り道なしだと、だいたい25分くらい。ただ、途中で気になるお店や看板がたくさんあって、正直、真っ直ぐ歩くのはもったいないくらいでした。
たとえば…
- ポーたま本店で朝ごはん代わりにおにぎり購入
- 牧志公設市場の入口をちょっと覗く
- ドンキで涼んでブルーシールのアイス休憩
…こんなふうに立ち寄ると、1〜2時間は余裕でかかるなと感じました。
あと歩道は広めで、平日なら混雑もそこまで気になりません。ベビーカーやスーツケースでも全然大丈夫そうな印象でしたよ。
日曜のお昼に行くとトランジットモール(歩行者天国)になるので、もっとゆったり歩けるみたいです。
よくある質問とその回答集
- ベビーカーで歩けますか?
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はい、基本的に歩けます。歩道は幅約4~4.75mと広く、段差も少ない設計です。那覇市観光案内所では、1日500円でベビーカーレンタルも利用可能(参考:那覇市観光案内所)。ただ、大型A型ベビーカーは折りたたみが必要な場合もあるので、ご自身の車移動や荷物量を考えて選ぶのがおすすめです。
- 子ども連れでも安全ですか?
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はい、特に週末の歩行者天国(トランジットモール)開催時は車両通行が禁止され、安全性が高まります。2025年時点では、毎週日曜12時~18時に県庁北口から蔡温橋交差点までの約1.3kmが歩行者優先エリアになります。
- 車で行くなら注意点は?
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平日の朝夕はバスレーン規制があり、一般車両が走行できない時間帯があります(朝7:30~9:00、夕方17:30~19:00)。また、週末や祝日、イベント開催時は通りの交通規制が増えるため、徒歩やモノレールの利用がスムーズです。
- モノレール(ゆいレール)はベビーカーOK?
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はい、折りたたんでの持ち込みが可能です。琉球バス交通ほど規定は緩やかで「折りたたんで利用してください」とされています。
まとめ 国際通りの距離
ここまでの内容を簡単にまとめると、国際通りは「ただ歩くだけ」じゃもったいない、見どころ満載の通りなんです。
距離は短くても、楽しみ方はかなり奥深い。実際に歩いてみて、そう実感しました。
ポイントを絞ると以下の通りです。
- 国際通りの全長は約1.6kmで、那覇市の県庁北口交差点〜安里三叉路まで続く
- 徒歩で回るなら20〜30分、寄り道しながらなら2〜4時間がちょうどいい
- 通り沿いには460〜600店舗が立ち並び、地元の味や文化に出会える
- 歩道は広く整備されていて、ベビーカーや車椅子でも安心して歩ける環境
- 毎週日曜のトランジットモールでは歩行者天国になり、さらに快適に歩ける
1マイルちょっとの道なのに、五感が忙しくなるくらい濃い時間が過ごせます。予定を詰め込みすぎず、ぜひ“ぶらぶら歩き”の時間を取ってみてくださいね。
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