沖縄旅行って、海がきれいだからこそ「どこでも泳げる」と思いがちですよね。でも実は、沖縄のビーチでシュノーケル禁止のエリアが意外と多いんです。
私も現地で「ここはダメですよ」と注意されたことがあって…正直ちょっと焦りました。
この記事では、沖縄のビーチでシュノーケル禁止の場所やその理由、安全に楽しむコツまで、初めての人でもわかりやすくまとめています。「ちゃんと知ってから行こう」って思える内容になっているので、ぜひ読んでみてください。
- 沖縄でシュノーケルが禁止されているビーチと、その最新情報がわかります
- なぜ沖縄のビーチでシュノーケルが禁止されているのか、理由を丁寧に解説します
- 子供連れでも安心して楽しめる、安全性の高いビーチの選び方がわかります
- 地元民おすすめの穴場スポットや、ガイド付きで行ける場所も紹介しています
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沖縄のビーチでシュノーケル禁止エリアとは?最新ルールと注意点を解説

沖縄では観光客の増加に伴い、シュノーケル禁止区域が年々拡大しています。事故防止の観点から、事前の確認と正しい知識が必要です。
- シュノーケル禁止の対象エリア一覧【2025年最新版】
- なぜシュノーケル禁止なのか?
- 子供と一緒にシュノーケルを楽しめる!安全な沖縄ビーチの選び方
- 地元民に人気!穴場のシュノーケルを安全に楽しめるスポット3選

シュノーケル禁止の対象エリア一覧【2025年最新版】
沖縄県が定める2025年時点のシュノーケル禁止エリアは次の通りです。
- 慶良間諸島国立公園の海域(渡嘉敷島・座間味島・阿嘉島周辺海域)
- 天然リーフ域で急流の強い沖縄本島北部海岸
- 漁業権保護区域(漁協指定エリア)
- 海洋保護区およびアオウミガメなど希少生物が集まる海域
これらの禁止エリアはすべて「おきなわマリンセーフティマップ」で境界が明確に示されており、現地には看板・ブイが設置されています。
出発前に必ず最新の地図で遊泳可能域を確認し、ルールを守って安全に海を楽しんでください。
なぜシュノーケル禁止なのか?

沖縄県では、シュノーケル禁止措置の背景には“自然リスク”と“法的保護”の2点が関係しています。
まず、リーフカレント(離岸流)など潮流の急激な変化により、個人では流される例が多発しており、実際、過去10年間で28件の事故中11件が死亡または重傷に至っています 。
さらに、沖縄県警によると、2024年はマリンレジャー中の事故が109件に上り、そのうち約7割が観光客によるものと報告されています 。
次に、生態系や漁業権防護の観点です。アオウミガメやサンゴ礁など希少生物の生息地では、人の出入りが環境負荷となるため、海洋保護区が設けられています。
また、漁業権保護区域では漁協が自主的に遊泳制限を課し、漁業用具への接触事故を防ぐ意図もあります 。
このような自然・社会の両面から、条例やガイドラインでは“危険が生じる恐れのある場所でのシュノーケル禁止”が明記されており、プロガイド同行なしでは許可されません 。
結果として、沖縄の透明度の高い自然環境を守りつつ、人命も守るための地域ごとの線引きが成立しているのです。
子供と一緒にシュノーケルを楽しめる!安全な沖縄ビーチの選び方
沖縄で小さな子供とシュノーケルを楽しむには、監視員常駐・ライフセーバー完備の“遊泳可能エリア”を選ぶことが最優先です。
たとえば瀬底ビーチ(本部町・瀬底島)は透明度抜群で、遊泳区域にライフセーバーが常駐し、更衣室・シャワー完備。親子で安心して水遊びができます。

また、水納ビーチ(水納島)も監視員が常駐し、防護ネット付きの遊泳区域があるため、特に2~4歳児を含む家族連れに非常に人気です。

大度浜海岸(ジョン万ビーチ)では、干潮時に浅い礁湖「イノー」が出現し、まるでプールのように波が穏やかで、乳幼児のシュノーケルデビューにも適しています 。

さらに、北谷町・宮城海岸では穏やかな浅瀬でソフトコーラルが見られ、人気観光スポットですが、初心者や子供には地元ダイビングショップのガイド付きツアー参加を推奨します。
これらのビーチを選ぶ際は、「午前中」の静穏な時間帯を狙うと潮流や風の影響が少なく、ライフジャケット装着・日陰や休憩用ベンチの有無・トイレシャワー施設の充実度も確認しましょう 。
地元民に人気!穴場のシュノーケルを安全に楽しめるスポット3選
沖縄の地元民が通う“知る人ぞ知る”シュノーケル穴場スポットは、混雑を避けつつ自然を満喫できるのが魅力です。以下3ヶ所を、安全性とアクセス両面からご紹介します。
水納島(灯台東側)

那覇近郊の人気離島・水納島では、監視員常駐のビーチとは別に、灯台東側のビーチが魚影豊かで穴場として支持されています。午前中の透明度が特に高く、シュノーケル初心者でも安心して魚を観察できます 。
備瀬崎海岸(本部町)

美ら海水族館北の備瀬崎は緩やかなリーフで魚やサンゴが多く、水深も浅め。駐車場・トイレ・有料シャワーが整備されており、設備面でも安心です 。
瀬名波海岸(読谷村)

地元ダイバーに人気の穴場で、東側の砂浜から入水でき、透明度10〜20 m。岩場や洞窟もあり本格的な海中探索が可能です。サンゴの白化被害後も回復しており、自然環境保護も進んでいます 。
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沖縄のビーチでシュノーケル禁止場所を避けて安全に楽しむためのポイント
禁止エリアを回避しつつ、安心してシュノーケルを楽しむには「正しい場所選び」と「安全対策」が不可欠です。実例やガイドラインをもとに解説します。
- シュノーケルのおすすめのスポットは?
- よくある質問とその回答
シュノーケルのおすすめのスポットは?
沖縄でシュノーケルを楽しむなら、初心者でも安心&観光アクセス良好なスポット3選が外せません。

瀬底ビーチ(本部町・瀬底島)は、沖縄本島でも最高レベルの透明度を誇り、監視員・救護施設・更衣室完備で小さなお子さん連れにも安心です 。白砂とサンゴ礁が美しく、ライフセーバー常駐で安全な環境が整っています。

青の洞窟(真栄田岬・恩納村)は、太陽光が洞窟内に反射して幻想的なブルー光景に包まれる国内屈指の人気スポット。ツアーガイド付きプランが多く用意されており、初心者でも安心して参加可能です 。

さらにゴリラチョップ(崎本部ビーチ/本部町)は、透明度が高くサンゴと熱帯魚の群れに出会える穴場。設備も整っており、階段アクセスがあるため出入りもしやすく、安全配慮された地元人気の定番ポイントです t-。
よくある質問とその回答
- 泳げなくてもシュノーケルはできますか?
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多くのショップや施設では、ライフジャケットとウェットスーツを着用し、インストラクターが浮き輪でサポートするため、泳げなくても安心です。度付きマスクの用意や浮力補助もあり、浮くだけで楽しめます
- 子供は何歳から参加可能ですか?
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シュノーケリングは2~6歳から参加可能なプランもあり、4歳以上でファミリー向け装備が整ったツアーもあります。年齢制限や保護者同伴が条件のため、事前確認が必要です
- 冬でもシュノーケルはできますか?
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冬の水温は約20~23℃ですが、冬用ウェットスーツや防寒インナーをレンタルできるため、寒さを気にせず楽しめます
- 道具はレンタルできる?持ち物は?
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ほとんどのショップでマスク・フィン・マリンシューズ等が無料レンタル可能。基本は「水着・タオル・酔い止め」のみでOKです
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まとめ 沖縄のビーチはシュノーケル禁止?
ここまでの内容を簡単にまとめると、「沖縄=どこでも泳げる」はちょっと危険、ということでした。
私自身も最初は「せっかく来たのにここダメなの?」と戸惑った経験があります。
でも、きちんと理由を知れば納得できるし、むしろ安心して楽しめるなと思いました。
シュノーケルを思いっきり楽しむためにも、事前のチェックはほんとに大事です。
ポイントを絞ると、以下の通りです。
- 慶良間諸島や本島北部などは一部でシュノーケル禁止区域が明確に設定されている
- 禁止理由には急流・環境保護・漁業権など、納得できる背景がある
- 子供と一緒なら監視員が常駐しているビーチを選ぶのが安心
- 地元民が通う穴場スポットも、混雑を避けて安全に楽しめる場所がある
- おすすめの人気スポットも、天候や潮流のチェック、安全装備は必須
「知らずに入って怒られた」じゃもったいないので、正しい知識で沖縄の海を楽しんでくださいね。
一番大切なのは「守って、楽しむ」ことだなと、あらためて感じました。
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