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ター滝で事故は実際にあった?過去の死亡事例と安全に楽しむための注意点

「ター滝で事故があったって本当?」「行ってみたいけど、安全なのかちょっと不安…」

沖縄北部の人気スポット「ター滝」について調べていると、こんな不安を感じた方も多いのではないでしょうか。

実際にター滝で事故が起きているのか、どんな危険があるのか、気になりますよね。

沖縄が大好きで20回以上通っている私(うちなん)が、現地での体験や取材をもとに、ター滝で事故が過去にあったのかどうか、その詳細と安全に楽しむためのポイントをわかりやすくまとめました。

この記事を読めば、不安を解消した上で、ター滝を思いっきり楽しめるようになりますよ。

この記事を読んでわかること
  • ター滝で実際にあった事故の一覧
  • 死亡事故の詳しい原因と経緯
  • 増水サインの見分け方と避難方法
  • 安全に楽しむための服装・装備・ガイド情報
目次

ター滝で事故は実際に起きている?過去の事例を時系列で振り返る

引用

沖縄本島北部の人気スポット「ター滝」では、過去に死亡事故を含む複数の重大な事故が発生しています。警察庁の統計(令和6年)によると、河川での水難による死者・行方不明者は全国で288人にのぼり、都道府県別では沖縄県が128件でワースト1位

ター滝のような自然の滝・河川は、飛び込みや滝つぼでの遊泳はもちろん、増水サインを見落とすだけで命に関わる危険があるんです。ここでは、過去の事故を時系列で振り返りながら、よくある質問にも触れていきます。

ター滝で事故はあった?

結論から言うと、ター滝では過去に複数回の事故が起きています。

「本当に事故なんてあるの?」と思う方もいるかもしれません。でも実際には、増水による孤立・転落・死亡といった深刻な事故が何度も報告されているんです。

わかりやすく、年ごとに整理してみました。

事故の内容
2016年6月大雨による増水で外国人18人が孤立、消防が救助
2017年5月増水で33人が一時孤立、全員救助
2017年9月滝の上から滝つぼに転落し、41歳男性が死亡
2020年9月大雨で水深が通常の約2倍に上昇し、13人が一時孤立
2022年8月増水で64人が孤立、25歳女性が流され死亡
2025年11月1人で入山した70代男性が行方不明、警察・消防が捜索

こんな感じで、ほぼ毎年のように何かしらのトラブルが起きています。

私もター滝には何度か行ってるんですが、正直「こんなに事故が起きてたんだ…」と調べていてびっくりしました。晴れてる日に行くと本当に穏やかな川なので、余計にギャップがあるんですよね。

ター滝は沖縄本島北部でも屈指の人気スポットですが、「自然の川」であることに変わりはありません。楽しいスポットだからこそ、過去の事故を知ったうえで行くことが大事です。

死亡事故の詳細と原因

ター滝ではこれまでに2件の死亡事故が確認されています。それぞれの詳細をまとめました。

① 2017年9月28日|滝つぼへの転落事故

沖縄タイムスの報道によると、本部町に住む41歳の男性が、元同僚4人と川遊びをしていた際に「景色がいい」と高さ約15メートルの滝の上に登り、滝つぼをのぞこうとして転落しました。心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、そのまま亡くなっています。

滝の上部にはロープや注意看板が設置されていたにもかかわらず、起きてしまった事故でした。

② 2022年8月6日|増水による死亡事故

沖縄タイムスの報道によると、午後の大雨で平南川が急激に増水し、64人が一時孤立。東京から観光で訪れていた25歳の会社員女性が川に流され、駐車場から約500m下流の地点で発見されましたが、死亡が確認されました。

沖縄気象台のデータでは、わずか1時間で約35ミリの雨が降ったとされています。当時、大雨注意報と雷注意報が発表されていました。

どちらの事故にも共通しているのは、「まさか自分が」という油断です。

ロープを越えて滝の上に登る、注意報が出ているのに川に入る。ほんの少しの判断ミスが取り返しのつかない結果につながっています。

過去の事故から見えるター滝特有の危険性とは

ここまで過去の事故を振り返ってきましたが、ター滝で事故が繰り返される理由には、この場所ならではの3つの特徴があります。

① 滝の上流で水がせき止められる「特異な構造」

琉球大学工学部の仲座栄三教授によると、ター滝は上流側で水がせき止められる構造になっていて、ある程度たまった水が一気に滝を越えて流れ出すため、下流にいる人は突然の濁流に巻き込まれやすいとのこと。

② 遊んでいる場所で雨が降っていなくても増水する

沖縄では7月下旬ごろから局地的なスコールが増えます。自分がいる場所は晴れていても、川の上流で雨が降れば、あっという間に鉄砲水が発生します。これがター滝で何度も事故が起きている最大の理由です。

③ 滝までの道のりが「逃げ道のない一本道」

ター滝にたどり着くには、駐車場から約20分ほど川の中を歩く必要があります。つまり、増水が始まると帰り道そのものが水没してしまうんです。2022年の事故で亡くなった女性も、滝つぼ付近ではなく、帰り道の入口付近で流されたと報じられています。

この3つが重なっているからこそ、ター滝では「さっきまで穏やかだった川が、10分で濁流に変わる」ということが実際に起きています。

私が現地ガイドさんに聞いた話では「晴れてても上流の雲が暗くなったら即撤退」がター滝の鉄則だそうです。
自分の目で空を見る習慣、大事です。

立ち入り禁止の最新状況や閉鎖条件、再開の目安をまとめた記事はこちら
▶ ター滝は立ち入り禁止?心霊スポット説とスピリチュアルな真実を現地取材で徹底解説

ター滝で事故に遭わないために知っておくべき安全対策

ここまでの過去の事故事例を踏まえると、ター滝を安全に楽しむには事前の準備と正しい知識が欠かせません。飛び込みや滝つぼ周辺でのリスク、増水サインの見分け方、そしてよくある質問への回答まで、知っておくべき安全対策をまとめました。

飛び込みや滝つぼ周辺で注意すべきポイント

ター滝に着くと、目の前に広がる滝つぼの景色に思わずテンションが上がりますよね。

でも、ここが一番注意が必要な場所です。まず大前提として、ター滝は飛び込み禁止です。

2017年の死亡事故は、立入禁止のロープを越えて滝の上に登り、滝つぼに転落したことが原因でした。滝つぼの真下は足がつかないほど深く、水流も複雑なので、一度落ちると自力で上がるのは非常に困難です。

滝つぼ周辺で守ってほしいポイントをまとめました。

立入禁止エリアには絶対に入らない:ロープが張られている場所は、過去に事故が起きた危険エリアです

滝つぼの真下で泳がない:水面は穏やかに見えても、水中では強い下向きの水流が発生しています

岩場は想像以上に滑る:苔が生えている岩は濡れるとツルツルなので、マリンシューズは必須です

ライフジャケットを着用する:駐車場の管理棟で500円でレンタルできます。子どもはもちろん、大人も着けるのがおすすめです

季節ごとの服装選びやレンタル料金の一覧をまとめた記事はこちら
▶ ター滝での服装はこれで安心!レンタル品と必須持ち物を地元民が徹底解説

増水サインの見分け方

ター滝での事故の多くは「増水」が原因です。

こわいのは、自分のいる場所が晴れていても、上流でスコールが降れば一気に水位が上がること。国土交通省の河川利用の安全情報でも、「遊んでいる場所で雨が降っていなくても危険」と注意が呼びかけられています。

以下の5つのサインが1つでも当てはまったら、すぐに高い場所へ避難してください。

スクロールできます
増水のサイン具体的な変化
水の色が変わる透明だった川の水が茶色く濁り始める
流木・落ち葉が流れてくる上流で水位が上がっている証拠
水位がじわじわ上がる足首だった水が数分でひざまで来たら危険
上流の空が暗くなる黒い雲や積乱雲が見えたらスコールの前兆
ゴロゴロと雷の音がする音が聞こえた時点で即撤退が鉄則

なお、ター滝は雷・大雨いずれかの注意報が発令された場合、駐車場ごと閉鎖されます。ですが、注意報が出る前に天気が急変することも珍しくありません。

2022年の死亡事故の日も、天気予報は「曇りや晴れ」だったのに、現地では推定35mmの激しい雷雨になりました。

「天気予報が晴れだから大丈夫」は、ター滝では通用しません。

増水が始まってしまったら、荷物を片づけようとせず、とにかく近くの高い場所に移動して救助を待つこと。ひざ上まで水が来ている状態で川を渡るのは、大人でも非常に危険です。

ター滝に関するよくある質問

ター滝は個人(ガイドなし)でも行ける?

行けます。ただし、過去の事故を考えると、初めての方や小さなお子さん連れの方はガイドツアーの利用がおすすめです。ガイドさんは増水の判断や安全なルート選びのプロなので、安心感がまるで違います。ツアーは1人あたり3,980円〜7,800円程度で、写真撮影や装備のレンタルが含まれているプランもあります。

個人トレッキングの料金・装備・安全対策を網羅した完全ガイドはこちら
▶ ター滝のトレッキングは個人でできる?準備・服装・料金・安全対策の完全ガイド

 駐車場の料金や設備は?

駐車場の利用時間は8:00〜17:30(最終入場16:00)で、駐車料金は2時間以内500円、以降30分ごとに50円です。トイレ、コイン式シャワー(100円/回)、更衣室が完備されています。

装備レンタル代も含めた旅費を抑えたい方へ。同じプランでも最大4万円安くなる予約術はこちら ▶ 【4万円差】沖縄旅行に安くいくにはパックの方が安い?個別手配と比較した結論

どんな服装・持ち物で行けばいい?

川の中をひざ上まで歩くので、濡れてもいい服装が基本です。ビーチサンダルや裸足はNG。滑りにくいマリンシューズが必須です。管理棟でマリンシューズやライフジャケット、ウェットスーツなどのレンタルもあります。

レンタル品料金
ライフジャケット500円
マリンシューズ500円
ウェットスーツ500円
防水ケース250円

まとめ:ター滝で事故に遭わないために知っておいてほしいこと

ター滝は沖縄本島で数少ない、亜熱帯の自然をまるごと体感できるスポットです。ただ、この記事でお伝えしてきたように、ター滝で事故は実際に何度も起きています。

死亡事故も2件確認されていて、どちらも「まさか自分が」という油断が原因でした。大切なのは、危険を正しく知った上で、しっかり備えて楽しむということです。

とくに重要なポイントを絞ると、以下の通りです。

  • ター滝では増水・転落による死亡事故が過去に複数回発生している
  • 天気予報が晴れでも、上流のスコールで10分以内に水位が急上昇することがある
  • 水の濁り・流木・上流の黒い雲は増水の前兆。1つでも見たら即避難する
  • 飛び込みは禁止。ライフジャケットとマリンシューズは必ず装備する
  • 初めて行く方や子ども連れの方は、ガイドツアーの利用が安心

沖縄の自然は本当に美しいけれど、その分、本土とは違うリスクもあります。

「知らなかった」で取り返しのつかないことにならないよう、この記事が少しでもお役に立てたらうれしいです。

しっかり準備して、ター滝の最高の景色を楽しんできてくださいね。

 私自身、ター滝が大好きだからこそ、安全に楽しんでほしいという気持ちでこの記事を書きました。
備えさえあれば、ター滝は本当に最高の場所ですよ!

参照元

  1. 警察庁「令和6年における水難の概況等」
  2. 琉球新報「10分で濁流、水位1.8m上昇…沖縄『ター滝』死亡事故」
  3. 沖縄タイムス「滝つぼに転落、男性死亡 沖縄の人気スポット『ター滝』」
  4. 国土交通省「より安全な河川利用のために」
  5. 平南川ター滝 公式サイト
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この記事を書いた人

「うちなーたいむ」の運営者、内田なな(うちなん)です。

過去計10回以上の沖縄旅行を経験し、本島はもちろん石垣島・宮古島・久米島などの離島にも多数訪問。

現地での取材やホテルレビュー、観光業者へのインタビューを通じ、リアルな旅行情報を発信しています。


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