沖縄で手持ち花火ができるビーチまとめ|持ち込み可のスポットと注意点を解説【調査済】

沖縄旅行中、「手持ち花火ってビーチでできるのかな?」とふと気になったこと、ありませんか?

実は私もそうでした。沖縄で手持ち花火をビーチって一見自由そうに見えて、意外とルールが厳しいんです。

でも大丈夫、この記事では沖縄で手持ち花火をビーチでの注意点から楽しめる場所まで、ちゃんと調べてまとめました。

夏の夜に大切な人と花火を楽しみたい人に、ぜひ読んでほしい内容です。きっと「あ、これ知っててよかった」と思えるはずですよ。

この記事を読んでわかること
  • 沖縄で手持ち花火をビーチで許可されている場所と禁止エリアの違い
  • 那覇や宜野湾、うるま市などエリア別の利用可否と最新ルール
  • 観光中でも安心して楽しめるイベント情報や申請の有無
  • 花火後のマナーやゴミ処理、安全に楽しむためのポイント
目次

沖縄で手持ち花火をビーチで楽しめるおすすめスポット一覧

沖縄のビーチで手持ち花火を楽しむ4人のイラスト
出典:筆者

沖縄には、手持ち花火が楽しめるビーチが一部存在します。ただし、火気厳禁の場所も多く、事前確認が重要です。

  • 花火できる場所はどこ?
  • 那覇で手持ち花火が可能なビーチ
  • 宜野湾エリアの花火OKビーチ
  • 波の上ビーチは手持ち花火OK?
  • 豊見城市で手持ち花火が楽しめるビーチスポット
  • うるま市で手持ち花火ができる海岸

花火できる場所はどこ?

沖縄では、ビーチや公園での火気使用について、自治体ごとに規定が異なります。

那覇市の公園

那覇市では、ロケット花火など大きな火気は禁止されていますが、公園内での線香花火など小規模な手持ち花火は、21時まで・大声や長時間の占有を避け・ゴミ持ち帰りなどルールを守れば利用可能と市公式が案内しています。

ただし、旭ヶ丘公園(波の上ビーチ広場)は指定管理者により全面禁止です。

うるま市の海岸

うるま市では公式に手持ち花火の安全な使い方がガイドラインとして示され、筒型手持ち花火は正しい使用&消火・ごみ持ち帰りで海岸で楽しめるとされています。

また、旅行者の実例として「海中道路沿いや伊計島周辺の無人海岸で使用できる」との投稿もありますが、ゴミや火災のリスクからマナー重視が求められます。

管理されていない無人ビーチ

公式管理を受けていない無人ビーチでは、手持ち花火をしている人も見かけます。

たとえば北谷町砂辺やうるま市洲崎周辺など、目立たなければ問題視されにくいケースも見られるようですが、条例違反や火災・ゴミ放置のリスクが高いため注意が必要です。

那覇で手持ち花火が可能なビーチ

那覇市内で手持ち花火の使用が認められている場所はごく限られています。

那覇市では線香花火などの小規模な手持ち花火について、21時までの範囲内・他の利用者に迷惑をかけない範囲で公園内での利用を認めています

ただし、波の上ビーチ(旭ヶ丘公園広場)では、条例と指定管理者の規定により「花火、キャンプファイヤー等火気の使用は禁止」されています。

そのため、那覇市内で「ビーチ」で手持ち花火ができる場所は現状存在せず、公園でも一部のみ許可されています。

波の上ビーチは安全管理上全面禁止のため、線香花火を楽しむなら市内公園(識名公園など)を利用するのが現実的です。

市役所公式ページでは、「十分なスペース確保」「21時まで終了」「消火・ゴミ持ち帰り義務」「少人数で短時間」という条件を明確に示し、これを遵守すれば利用可能とされています。

宜野湾エリアの花火OKビーチ

宜野湾市にある「トロピカルビーチ」では通常、花火や火気全般の持ち込みが全面禁止ですが、例年開催される「サマーナイト花火」イベント時に限り、指定エリアで手持ち花火および置き型花火の使用が可能です。

2025年は8月2日・9日・16日・23日の19~20時に開催され、50名規模の参加者制限(1名100円・定員約40名/回)と、バケツ設置・打ち上げ禁止・事前申し込みなど、安全管理が徹底されています。

通常時に個人でビーチに手持ち花火を持ち込むと条例違反や管理者の指導対象となるため、イベント実施日以外は絶対に行わないでください

また宜野湾海浜公園全体が指定管理者制度により管理されており、花火・キャンプファイヤー・火気全般は原則利用不可で、例外となるのがこのイベントのみです。

従って、宜野湾エリアでビーチ上で手持ち花火を楽しみたい場合は、この「サマーナイト花火」イベント参加が事実上の手段となります。

参加希望者は7月中旬以降、市立体育館へ申し込み提出し、花火や消火バケツを持参のうえ、主催者の安全指導に従いましょう。

波の上ビーチは手持ち花火OK?

那覇市・波の上ビーチは、那覇市条例および指定管理者の定めにより、「たき火や花火を含む火気の使用は禁止」と明確に規定されています。

これは、海浜公園としての安全確保や利用者間のトラブル防止を目的に定められたもので、条例第5条(第8号)にも規定されています。

また、市公式サイトに掲載された「那覇市内の公園での手持ち花火の使用について」においても、波の上ビーチ(旭ヶ丘公園広場)は例外的に全面禁止とされており、小規模な手持ち花火であっても許可対象外である旨が示されています。

さらに、10月から翌年3月までのビーチ利用時間(9時~18時または19時)に関して、夜間の花火や火気の使用も含めた全ての火気行為が禁止されているとして、那覇市と那覇港管理組合との協定文書でも明記されています。

したがって、「波の上ビーチで手持ち花火を楽しみたい」という選択肢は、条例違反となり罰金(過料1万円以下)が科されるリスクがあります。

豊見城市で手持ち花火が楽しめるビーチスポット

豊見城市の「豊崎美らSUNビーチ」は、那覇空港から車で約15分、全長700mの人工ビーチです。ここでは、花火やたき火、BBQなど火気の使用が条例と管理規約で全面的に禁止されています。

条例第5条第1項第9号には「たき火や火気の使用」が明示され、管理区域内で行うには指定管理者の許可が必須であることが条例にも記載されており、イベント時以外での手持ち花火は規約違反となります。

実際、地域住民からは「ビーチサイドエリアでは買い物や食事と一緒に楽しむのが人気」との声もあり、日常的な花火利用は想定されていません。

ただし、豊崎海浜公園全域では年間を通じて多様なイベントが開催され、その中には“とみぐすく祭り”などで打ち上げ花火が行われるケースもあります。

こうした時は管理体制が敷かれ、イベント枠による花火利用が可能です。

うるま市で手持ち花火ができる海岸

うるま市では、市消防本部が公開するガイドラインに基づき、適切な場所とルールを守ることで、手持ち花火が比較的自由に楽しめる海岸があります(たとえば海中道路沿いや伊計島周辺)。

公式文書では、使用時に「火の方向・風向き」「消火器具(水バケツ等)の準備」「大人の監督」「使用後の完全消火とゴミ持ち帰り」を徹底するよう明記されており、これを守ることで安全な花火利用が可能とされています。

特に「海中道路」(美ら海風景が楽しめる無料道路)周辺の無人海岸では、管理者指定の禁止案内がないため、マナー良く使用すれば問題視されないケースも見られます。

また、伊計島キャンプ場隣接のビーチでは、夜間の遊び場として人気があり、“ロケット花火等危険物は禁止”とする一方で、筒型など小規模な手持ち花火の使用は運営者の許可のもと楽しめるとされています。

沖縄で手持ち花火をビーチで安全に楽しむための注意点とマナー

花火を安全に楽しむためには、条例の順守や周囲への配慮が欠かせません。使用後のゴミ処理や火の後始末も徹底しましょう。

  • よくある質問まとめ

よくある質問まとめ

ビーチで手持ち花火だけでもしていい?

沖縄県内の「海浜公園」や「指定管理ビーチ」では火気使用禁止が原則です。那覇市や宜野湾市などの公共ビーチでは条例・指定管理規約で全面禁止されており、例外的な許可(イベントなど)がない限り利用できません。

公園なら線香花火はOK?時間は?

那覇市内の公園では、線香花火など小規模手持ち花火が21時までの時間制限下で利用可能と公的に案内されています。実施時は「十分な距離・消火・ゴミ持ち帰り」を守ることが条件です

無人海岸で自己責任なら大丈夫?

管理者不在の無人海岸でも花火をする人はいますが、条例違反・火災リスク・ゴミ問題が伴い、消防や自治体からの注意・罰則対象となる可能性があります。自己責任でも推奨されません。

イベント時のビーチ花火はどうすれば?

宜野湾・那覇・うるま市等では、手持ち花火を含む火気利用を公式イベント時に限定的に許可するケース(事前申請・定員制・安全管理の徹底)があります。参加には主催者への申し込みとルールの遵守が必須です

まとめ 沖縄で手持ち花火ができるビーチ

ここまでの内容を簡単にまとめると、沖縄で手持ち花火をビーチで楽しむには、思っている以上にルールやマナーが大切なんですよね。

私も初めて知ったときは、「えっ、ここもダメなの?」と驚きました。自由に見えて、実はきちんと制限されているんです。

「夜の沖縄で花火を楽しみたい」と思っている人にとって、安心して遊べる場所を探すのは本当に大事なこと。特に観光で訪れる場合、下調べなしで花火をするとトラブルになりかねません。

ポイントを絞ると以下の通りです。

  • 那覇市や宜野湾市のビーチは原則として火気厳禁。特に波の上ビーチは完全禁止
  • 手持ち花火OKな場所は、うるま市の海中道路周辺など一部の無人海岸に限られる
  • 宜野湾のトロピカルビーチでは、特定イベント時のみ花火が許可される場合あり
  • 公園では線香花火程度ならOKの場所もあるが、21時まで・消火対策必須
  • ゴミの持ち帰りや周囲への配慮など、最低限のマナーは絶対に守ること

場所によって対応がバラバラなので、「ここは大丈夫かな?」と迷ったときは、現地の管理者や観光協会に聞くのが一番確実です。せっかくの楽しい時間を台無しにしないためにも、安全第一で花火を楽しんでくださいね。

参照元:

  1. 那覇市役所 公園施設管理ページ
    https://www.city.naha.okinawa.jp/soshiki/0009/00090005/index.html
  2. 豊見城市 美らSUNビーチ公式サイト
     https://churasun-beach.com/
  3. 宜野湾市観光協会 トロピカルビーチ情報
    https://ginowan.info/member/tropicalbeach/
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この記事を書いた人

こんにちは、「うちなーたいむ」の運営者、内田なな(うちなん)です。
過去計5回の沖縄旅行を経験し、本島はもちろん石垣島・宮古島・久米島などの離島にも多数訪問。現地での取材やホテルレビュー、観光業者へのインタビューを通じ、リアルな旅行情報を発信しています。


観光スポットから地元の食文化、伝統行事まで、沖縄の「今」をお届けします。

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